3D映画「アバター」500円の価値

正月明けに、今年は自分で観た映画を自分なりに(アラ環なので忘れないためにも)点数をつけてみようと発心しました。(ここです)

正月に観たAVATARについては、評価していませんでしたが、本日やっと自分なりに採点できる状況になりました。
というのは、前回観たのが3D上映ではなかったのです。家人ともども、これではいかん、これでは話にならん、ということで、昨日3Dの上映時間を調べてキャナルシティのユナイテッドシネマにでかけたのです。ところが、どっこい甘すぎた、上映30分以上前に到着したのですが、既に満席売り切れでした。ギャオ、次の会まで3時間以上待たなければなません。しかたなく、今日の昼の上映チケットを購入して帰り、本日再び出かけてやっと3Dを体験できたという、本当に信じられない「絶賛上映中」だったのです。今日も30分以上前に劇場についたのですが、自由席のせいか入場に長蛇の列でした。映画館が満席札止め、という状況に出会ったことありますか?記憶の中では、東京有楽町の日劇で「インディアナジョーンズ」の先行オールナイトで味わった熱気以来の、入場前の期待感でした。なるほど興行収入新記録達成もうなづけました。

で、500円の価値です。3Dの立体映像を見るためには、特製メガネが必要で劇場に入るときに一人づつ配布され、終了後に返却するシステムです。返却された特製メガネは、係員が拭いたあと、特製の容器で殺菌消毒しているようでした。全世界でこのシステムを採用しているとしたら、なるほどすごいエネルギーと管理システムです。もちろん、コストがかかるのはメガネだけでなく、本編の制作費はその何十倍もかかっているでしょう。
近頃は、自宅の居間をホームシアターとして、すばらしく進化したAVシステムで簡便に映画鑑賞が可能です。
民生(自宅)テレビの高精細度化と大画面化、それと並行して高精細DVDの登場とレンタルシステムで、映画作品によっては、あえて劇場で観なくても十分満足できるようなものもあります。結果、映画館への入場者数の減少が続いていたように思います。
で、改めて考えてしまったことが、なるほど「たがが500円、されど500円の付加価値」で、AVATARは満席です。これって、すごいことですが、やっぱり「本物の映画は劇場でなくっちゃ」と、感心しきりです。
Pabaroにとっては、「スターウォーズ」以来の衝撃でした。スターウォーズがSFXの新しい世界をつくった記念すべき作品としたら、AVATARは「3Dデジタルコンテンツ」の時代の、記念すべき作品になると確信します。
驚くべき技術の進化です。どこまで、進化し続けるのでしょう。楽しみでもあり、一方アナログもますます捨てがたい、と思えてきます。

20数年前、仕事でサンフランシスコ郊外の、ルーカスフイルムへ何度も出張しました。同時に、ルーカスフイルムのグループ会社「ILM」と「スカイウォーカーサウンド」も訪問しました。AVATARでも彼らは活躍しています。間違いなく、映画制作のポストプロとして、20年以上世界のトップランナーを続けています。もちろん、働いている人は、代替わりしているでしょう。当時既に世界中のクリエーティブな頭脳がハリウッドとサンフランシスコに集まっていました。特に東ヨーロッパ出身のクリエーターが多くなり初めていました。あれから20数年、ヨーロッパはもちろん、中国、インド、中近東、本当に世界中から映像・デジタルコンテンツの頭脳(チャレンジャー)が、ますます集積しているように思えます。
アメリカではクルマ産業は大きく代替わりし始めていいますが、ハリウッドはますます雇用の機会を増して、人・もの(企画)、金(資金)が集まり、今ではアメリカを代表する産業として成長を継続しています。政治とか政府とかの官でなく、民間の活力としてあり方、成長産業のあり方として参考にするべきだと思います。
AVATARの特徴の一つに、エンドロールの膨大なスタッフ紹介があります。いったい何人の名前がでていたのでしょうか。間違いなく、1000人はくだらなかったでしょう。20数年前、ILMで公開前の丸秘技術として見せていただいたのが、当時の最新テクノロジー「モーフィング」でした。それは、ジョージルーカス製作の「WILLOW」で使われています。「虎が人間の姫に変身するシーンです。ILMの厳重に管理された丸秘ルームでそのソフトの製作が行われていました。最近のちょっとすすんだPCでは、モーフィングのソフトとして(ある形から次の形にスムーズに変形移行する)一般でも仕えるソフトになっています。

ルーカスとキャメロン、ともに映画史にエポックメーカーとして歴史に名を残すことででしょう。スターウォーズとアバターの、テーマ設定に、色濃く時代背景があるように感じます。スターウォーズは、未来のSFの世界でしたが、それはコンクリートと金属の宇宙都市か、砂漠、又は地下だっとと思います。一言で表現すれば「殺伐」「善と悪」でした。ヨーダとイウォークの世界だけが、樹木があり、自然を意識することができました。
あれから、30年アバターの世界「パンドラ」は自然にあふれ、生き物をとりまくあらゆる「種」が共存して生きていました。全ての生き物、全ての植生、そして岩も水も、光もなぜかすごく哲学的に思えてしまいます。これこそ、2010年のAVATARだと思います。
好き勝手ついでに、AVATARに注文をつけるとしたら、キャメロン監督の作品に特徴的なのですが「ニタット笑えるような遊び」がないことでしょうか。その点、ルーカスとスピルバーグのスターウォーズとかインデイジョーンズではところどころに「フット息が抜けるというか、笑えるようなカット」が入っています。
「ターミネーター」「エイリアン」「タイタニック」そして「AVATAR」どれも、そう思います。


A:ストーリー・物語   18/20
B:演出         20/20
C:映像         10/10
D:音楽         10/10
E:配役         19/20
F:Pabaro評価      20/20  合計 97点/100点満点 

やっぱ、どう考えてすごい作品です。今年のNO1は間違いない。10年に1本の代表作です。


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Author:hakapaba
◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

人は心を一つにできたら、想像以上の成果がでると信じています。

北風よりも太陽が好き。

■モットーは

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