新しい人生のはじめかた[ Last Chance Harvey]

土曜日に家人と、「映画はしご」の2本目作品。博多の数少ない単館ロードショー「KBCシネマ」で観てきました。
毎回「洋画の邦題翻訳」にケチをつけている私ですが、この作品も「ハービィの最後の恋愛チャンス」の意味で
”Last Cance Harvey”のほうがずっといいと思います。

「新しい人生のはじめかた」、それって何なの、そんなに重たく考えないで、といいたい。
人生なんて大げさなテーマでなく、たまたま、離婚した娘の結婚式に出席するために、アメリカからロンドンに旅行したアラカン男・ハーベィの、ひょっとしたら最後の恋愛チャンス映画。仕事も若い人に奪われてしまいそうな「アメリカのアラカン」の、恋人との出会いを、軽いペーソスとソフィステケートされた脚本でまとめた肩のはらない、いい映画でした。
ハッピーエンドが予感され、見終わって映画館をでると、自然と腕を組みたくなるような、すこし心が温かくなる作品です。映画への感情移入って面白いですよね。
アラカン世代にとっては、あの「卒業」のダスティホフマンがハーベィを演じているのです。この邦題を考えた配給会社の社員は、アラカンがもっている「ダスティホフマンの卒業」のイメージを想像できなかったのでしょうか。
もう一度くどいですが、「新しい人生のはじめかた」は無記名・無記号・無機質で、一方汎用性がありそうで、だからダメだと思うのです。

原作者がハービィにこめた「人生のポジション」の意味、
・「ジャズピアニストが夢だった」⇒挫折
・「仕事はかっこいいテレビCMの音楽制作」⇒最先端
・「結婚して娘が一人」⇒しあわせの絶頂
・「仕事が忙しく家庭を犠牲に」⇒どこでも誰でもありそう
・「離婚して娘は女房と生活、自分はシングルのまま」⇒挫折、なんとか生活しているがむなしさがどこかに
・「離婚した女房はいい男と再婚」⇒ブロンドでかっこいいリッチマンタイプ
・「仕事も若い人に奪われそう」⇒危機、ヤセガマン
・「娘が成長し結婚する」⇒自分の居場所は、存在意義は

どう考えても、ハービィを通して、観客の共感を求めているように思えます。いいじゃないですか、「ハービィ」で。
それから、言い忘れていた大事な感想、「「エマ・トンプソン」と、エマの母親役「アイリーン・アトキンス」が自然で存在感があり、英国女性を好演してたのが、印象的でした。
この作品は是非、二人での鑑賞をお勧めします。

A:ストーリー・物語   19/20
B:演出         18/20
C:映像          8/10
D:音楽          8/10
E:配役         20/20
F:Pabaro評価      18/20  合計 91点/100点満点
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Author:hakapaba
◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

人は心を一つにできたら、想像以上の成果がでると信じています。

北風よりも太陽が好き。

■モットーは

Something New にチャレンジ

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