直感とひらめき (池谷祐二②)

池谷教授の話はすごくわかりやすかったので、時間に余裕があるときに都度調べて書き残しておこうと考えました。

◆直感は、なぜという理由がわからないけど蓄積されつづける線条体がつかさどる手続きの記憶。

◆ひらめきは、その選択とか動作とかの理由がわかるもので、脳のなかの大脳皮質がつかさどっている。

で、ネットで"直感"を調べたなかに、私とほぼ同じ内容の書き込みを見つけました。

それは直感とひらめき イチローの悟りです。コピーさせていただきました。

◆「ひらめき」と「直感」はどう違うのか?


この疑問に対して、「海馬」の研究で知られる池谷裕二氏(東京大学大学院薬学系研究科准教授)がわかりやすい解をしてくれています。
(Think! WINTER 2008 No.24)


「ひらめき」(Inspiration)によって得た答えは、「なぜそれが正解か」を自分で説明することができます。


例えば、次のような数列、2、4、6、□、10 の「□」の部分にどんな数字が入るかは、パッとわかります。

「8」ですね。そしてなぜ「8」が正解なのかについて、「偶数が小さい順に並んでいるから」といった説明が可能で

す。

しかし、「直感」(Intuition)は、「なぜそれが正しいのか」を言葉でうまく説明できません。


将棋で言えば、プロ棋士は論理的思考力を活用して何十手も先まで読み、次の手を瞬時に「ひらめく」ことができま

す。しかも、それが最適手であることを論理的に説明できます。

しかし、局面が複雑になって選択肢がたくさんある場合、さすがのプロでも先を読むことが難しくなることがある。

そんな時でも、なんだかわからないけれど 「この手を打てばいい」と瞬時にわかるのだそうです。

これが「直感」です。


池谷氏によれば、「ひらめき」と「直感」は、使っている脳の部位が違います。

すなわち、「ひらめき」は、「大脳皮質」や「海馬」といった場所の働き。

しかし、「直感」は、大脳皮質の前頭葉のすぐ内側にある「ストリアツム」(線条体)の働きなのです。


「ストリアツム」はあまり馴染みがない名称ですが、自転車の乗り方、箸の持ち方などの「体の運動を制御する場所」

です。自転車の乗り方を一度覚えると、まず忘れてしまうことがありませんよね。

「ストリアツム」は、このような、無意識にしまいこまれてしまう「潜在記憶」を 司るところと理解すればいいよう

です。

「直感」とは、ストリアツムによって、潜在記憶の中で高速に計算が行われた結果出てくる「答え」だから、言葉での

説明がうまくできないのです。


一方で、ひらめきを生む「海馬」は、自分で意識的に思い出すことのできる「顕在記憶」を司っています。

ですから、ひらめいた答えの説明が可能なのです。◆
 

講演で脳科学の実験というのがすごく面白いと思いました。シンプルですが、なるほどなるほどなのです。

次回は「ブーバとキキ効果」という実験について書きます。(不定期ですが、つづく)

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◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

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