「勉強してない団塊世代」

僕の日課の一つに、毎朝新聞を1面から最終のテレビ面までめくり、気になった記事、気になる広告のチェックがあります。3月29日月曜日の朝刊には、目立った傾向として「団塊世代」がらみがあげられます。
冒頭の「勉強していない団塊世代」は毎日新聞の高村薫「時代を駆ける」の見出しです。彼女が「サンデー毎日」で連載を始めるにあたっての、毎日新聞でのインタビュー記事です。高村氏は57歳だそうで、僕たち団塊世代を「上」と表現し、自らの経験知から団塊世代を鋭く、というか(個人的には気分悪く)批判しています。
記事では、前略~「子供がみな、勉強する意味を見失っています。試験でいい点を取るなんて意味はなく、人生で何か問題が起きた時に、なぜそれが起きたのかを理解し、どうしたらいいのかを考えるために本を読んだり勉強したりするのですよね。それが完全に見えなくなっている。やはり、団塊の世代が悪いような気がする。」~以下省略
アラカンの団塊世代としては、実に不愉快であり、このままでは捨て置かん!とひそかな決意をしたのであります。 ちなみに、各紙の1面のコラムにおける団塊がらみについても触れておきます。
◆読売新聞<編集手帳>
日本における「恥の文化」が消えつつあることをなげきながら、絶対神のない日本での「世間体」にかわる物差しについて語り、最後に「卒業式が続いた週が終わり、入社・入学式シーズンが始まる。一時代を築いた団塊の世代の最後の組が職場の一線から退く。別れと出会いの季節は、世代交代を促し、社会の相貌をまたひとつ変えることになるのだろう。」と結んでいます。
◆日経新聞<春秋>
本日のコラムのなかでは、僕は一番刺激を受けた内容でした。
「起」は、村上春樹の25年前の短編「プールサイド」から。35歳で仕事も家族もすべてを手にいれた男、これ以上なにを求めるべきか判らなくなり、一人でひそかに泣いた男の話。
「承」は25年前の悩みは「優雅」だったが、三菱総研が調べた現在の35歳の厳しさについて。35歳は団塊ジュニアとして、将来に対して最も厳しい現実に直面している。
「転」三菱総研の報告書は、現在の35歳の現状を「35歳問題」と名付け、団塊世代が一線から退いたあと、日本の活力への影響は大きく、彼らの果たすべき役割は大きい、と説く。
「そして、結」です。30代半ば(人生の折り返し、ターニングポイント)で、人生に悩むことを、アメリカではミッドライフクライシス(中年の危機)と呼んでいるそうです。
蛇足ですが、どうしても「村上春樹のプールサイド」が気になって、昼休みに天神に出かけ文庫を手に入れて、読んでみました。講談社文庫の回転木馬のデッド・ヒートに「プールサイド」は収録されています。
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◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

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