セラフィーヌの庭

   100919 008     100919 011
福岡にKBCシネマがあることが、とてもうれしく思います。来年春に九州新幹線開通に合わせてJR新博多駅が開業し、その中にもシネコンができます。スクリーンの数は、データでは福岡県は全国1位だった思いますが、単館ロードショー作品が公開されるか否か、大変大事な”文化度”指標だと思います。今、東京で新聞ほかで話題の ハーブ&ドロシー福岡ではいつ封切られるのか不安でしたが、KBCシネマで予告編があったので安心しました。ただし公開はHPを見る限り、今年中ではないようです。
この作品、予告編を観たときから、是非観たい!と思った作品でした。
フランスのサンリスに実在した、家政婦画家「セラフィーヌ・ルイ」をモデルにした、フランソアーズ・クロアレクの著書「セラフィーヌ」を映画化したものです。
主演は、あの素人歌手、”スーザン・ボイル”。と、思ったのですが違いました。すごく似ている”ヨランド・モロー”、大熱演です。きっと彼女の代表作になるでしょう。上のモノクロ写真がセラフィーヌ本人ですが、ヨランド・モローは演技とは思えない演技力で、すごい存在感でした。
孤児院で育てられ、家政婦を生業としていたセラフィーヌが、41歳のある日、突然”神の啓示”を受けたように、絵にとりつかれてしまい、神の命ずる、もしくは本能の趣くままに絵を描き続ける。
たまたま、サンリスに住んだドイツ人コレクター”ウーデ”に見出され、美術界に衝撃を与えるのですが、最後は精神病院でなくなるまでの物語です。ウーデはピカソやルソーを評価し世の中に生み出したコレクターだったそうです。
以前、朝日新聞に横尾忠則氏が、原作「セラフィーヌ」 の書評を書いていました。そのタイトルが、”神の啓示 芸術の天才と狂気」でした。まさに絵を描く動機、志、目的、絵画の世界の知識、表現力、手法、デッサン力、まったくないセラフィーヌが、誰も真似の出来ない作品を残している事実には、驚きます。映画の中で、パトロン”ウーデ”からの経済的援助を受け始めた彼女が、異常な物質欲が出てくるあたりは、何故か”悲しく”もなってしまいます。
セラフィーヌの作品と、この映画によって、どのジャンルにも入りきれない”アート”として永く語り継がれることでしょう。
◆東京世田谷美術館では、この映画の公開に合わせてコレクター”ウーデ”の収集作品の展示会が開催され、セラフィーヌの作品も1点展示されたようです。残念見てみたかったな。
世田谷美術館セラフィーヌ

 

  満点評価

ストーリー・脚本2018
演出2020
映像(美・先進・驚異)108
音楽(オリジナル・編曲・歌手)107
配役(主演・助演含む)2019
Pabaroの独断評価2018
  10088

 

 

◆原作の「セラフィーヌ」に「収録されている作品を転載しておきます。

100920セラフィーヌ 010   100920セラフィーヌ 008
100920セラフィーヌ 007
100920セラフィーヌ 006
100920セラフィーヌ 005
100920セラフィーヌ 004
100920セラフィーヌ 003
100920セラフィーヌ 002
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
twitter
hakapabaフォローよろしく。
アクセスカウンター
累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
プロフィール

hakapaba

Author:hakapaba
◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

人は心を一つにできたら、想像以上の成果がでると信じています。

北風よりも太陽が好き。

■モットーは

Something New にチャレンジ

◇もっと詳しく、興味あるひとは
カテゴリー「人」へどうぞ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる