オカンの嫁入り

100925 007 とってもいい映画でした。 
”いい”の定義は?なんて理屈っぽく問われると困るのですが、僕は単純で「映画館で過ごした2時間ほどが無駄でなかった、という点と、観終わった後の満足感」でしょうか。  
隅々まで計算されていて、登場人物がとても丁寧に描かれていて、”余命1年の末期がん”を伏線にしながら、画面からはお涙頂戴ではなく、やすしく親しみのもてる人間関係が描かれていました。 
テーマとしては、シングルマザーの女の幸せ、末期がん、ストーカーによる精神的後遺症、といったところでしょうか。それを、”オカン=大竹しのぶ”、”月ちゃん=宮崎あおい”、”サクチャン=絵沢萌子”、”センセ=国村隼”、”研チャン=桐谷健太”、”ハチ=黒いパグ”が、夫々に繋がって信じあって生きていることを、丁寧に表現してくれました。 
監督は吾美保さんんという女性で、「酒井家のしあわせ」でデビューし、注目されている若手監督ということですが、初めて観た作品でした。帰宅して、パンフを読むと、彼女の表現したいテーマは、「人の生き方、生きる姿を丁寧に描きたい」ということでした。 ビンゴ!です。
丁寧に描いていることがすごく伝わってきた2時間でした。 
専門の評論家におこられるかもしれませんが、小津安二郎に通じるものがあるように思えます。
”ユーモアとペーソスの昭和のホームドラマ小津安二郎”とすると、吾美保は”日常と非日常における平成の人間関係論吾美保”なんて、思ってしまいました。
(改めて、酒井家のしあわせ観て見ます。)全部、ベタホメ?ではいかんのでちっくと文句つけときます。
一つは、センセは整形外科を開業しとるのですが、今時”タバコ”吸うセンセはイカンゼヨ!
二つ目は、その医院で働いている看護士オカンが、どうして定期健診しとらんの?なぜ膵臓ガンから肝臓ほかに転移するまで発見できんやったの?
でも、いい映画でした、映画俳優が役者として、俳優としていい仕事している、犬までもいい演技しとります。やっぱ総合芸術としての映画っていいな、と思った作品でした。

 

  満点評価

ストーリー・脚本2018
演出2020
映像(美・先進・驚異)109
音楽(オリジナル・編曲・歌手)109
配役(主演・助演含む)2020
Pabaroの独断評価2020
  10096

 


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◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

人は心を一つにできたら、想像以上の成果がでると信じています。

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