モンガに散る

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とても気になっていた映画でした。
理由は、台湾で興行成績がよかったことと、台北の“ドヤ街”が舞台の青春ヤクザ映画で、家人と同伴は無理だろう、と考えていて、いつ映画館にいくか、タイミングを考えていた、からです。
ストーリーの独創性とかは、期待していたほどには感じられなかったのですが、”モンガ”という古くからの下町のリアリティがすごくでていて、また登場人物が”ていねい”に描かれていて、とてもいい映画でした。
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウがNYのハーレムを舞台に成り上がりマフィアを演じた「アメリカン ギャングスター」に、どこか似ていましたが、画面からの”熱さ”は、この映画のほうが熱かったです。台湾の古くからのヤクザ(日本でいう江戸時代からの生業としてのヤクザ)と、映画では大陸的といっていた新興組織暴力団の縄張り争いと、それに巻きこまれる”義兄弟”になった同級生の5人組の物語でした。
主役のモンク役「イーサン・ルアン」は坊主頭がよく似合い、”頭はいいが、宿命としての自分の境遇のなかで、もがき苦しみ、とんがっていて、ナイーブで”、すごく良かった。次回作が楽しみです。
もう一人の主役モスキート役「マーク・チャオ」は、「ブルース・リー」にどことなく感じが似ていて、どちらかといえばルアンが男にもてるタイプだとすれば、チャオは女の子にファンが多いのではないでしょうか。
パンフレットで知ったのですが、監督「ニウ・チェンザー」が、大陸系ヤクザのボス、ウルフ役で出演しています。美容院を経営しているモスキートの母親の”オトコ”として登場しています。映画では、暗に”モスキート”の父親を匂わせているのですが、”モンガ”らしくない新興インテリヤクザで、すごくいい味だしてます。
パンフレットを読まなかったら、この「ニウ・チェンザー」監督が大陸極道の”ウルフ”だと気がつかなかったでしょう。映画の楽しみ方として、やっぱ制作ノート情報とか時代背景とか少しは知ってたほうが、面白いと改めて感じた、新鮮な印象の台湾映画でした。
また、同級生5人組以外でも、雰囲気最高にかっこいい「ゲタ親分」、ちょっとパターン化してるけど「娼婦のシャニオン」、日本の極道シリーズにもよくいるタイプの「ブンケアン」、「ドッグ」とか、それぞれ個性的で、もう2、3回観て見たい映画でした。

 

  満点評価

ストーリー・脚本2018
演出2018
映像(美・先進・驚異)109
音楽(オリジナル・編曲・歌手)108
配役(主演・助演含む)2020
Pabaroの独断評価2018
  10091

 


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Author:hakapaba
◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

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