英国王のスピーチ

  CA3H03670001.jpg
「2011年アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞を受賞」、と聞くだけで期待が高まります。

予告編でも、吃音の英国王が実在していた、ということに驚くとともに、そもそも実話だとしても、“日本の皇室”では、映画化なんかありえない作品と、思っていました。

そして、「あっという間の2時間」だったのです。

それだけひき付けられたということでしょう。

映画で一番盛り上がるシーンは、誰でも予想できます。その期待を裏切らない見事な脚本と演出、そして演技力でした。

すごい。

なるほど、現在のエリザベス女王の父君であるジョージ6世が、どうして吃音になったかも、映画のなかで推測できます。

登場人物達は、そのまんま英国王室の家系図みたいなものです。王室関係者以外では、チャーチルと、もう一人の主役“スピーチドクター”と、その家族だけだったと思います。

主人公は、現在のエリザベス女王(2世)の両親です。夫がジョージ6世(コリン・ファース)、妻がエリザベス(ヘレナ・ボナム・カーター)、そしてジョージ6世の兄が“世紀のスキャンダル”で王位を捨てるエドワード8世(ガイ・ピアーズ)です。

映画のシーンから、闊達な兄と、シャイな弟という複雑な関係が推察されます。

そして、オーストラリア出身の“スピーチの専門家”ライオネル・ローグ役のジェフリー・ラッシュです。重厚な演技と、微妙な“滑舌”と“イントネーション”(いわゆる、オーストラリアなまり?)は、この作品に、英国のウエィットとユーモアをすばらしく活かしていると思います。

残念ですが、僕には英語力が足りません。きっと会話のなかに、すごく“皮肉ったり”“揶揄”したりした表現があったようです。パンフレットに映画ライターの猿渡由紀さんが「英国王のスピーチにあふれるユーモア」のコラムを紹介しておきます。

===================================
ジョージ6世とライオネルの初めての出会いで、ライオネルが「何かジョークは知ってる?」とジョージ6世に聞きます。ジョージ6世が「タイミングは僕の得意とするところじゃないもので」と答えるシーン。コリン・ファレルのタイミングがまさに絶妙です。同じシーンで、タバコをすおうとしているライオネルに止められたジョージ6世が、医者の指導だと言い放つ。ライオネルが「その医者はバカだ」というと、ジョージ6世が「その医者はサーの称号をもらっているんだよ」と言い返す。ライオネルがさらにつっこんで「じゃあそいつは、公式にバカだね」というやりとり。

このシーン、ロスでもロンドンでも試写会では会場、大爆笑だったそうです。
===================================
すごく、すごく、大人の映画でした。


 

  満点評価

ストーリー・脚本2020
演出2020
映像(美・先進・驚異)1010
音楽(オリジナル・編曲・歌手)1010
配役(主演・助演含む)2020
Pabaroの独断評価2020
  100100

 



ほんと、映画って面白い!!
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
twitter
hakapabaフォローよろしく。
アクセスカウンター
累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
プロフィール

hakapaba

Author:hakapaba
◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

人は心を一つにできたら、想像以上の成果がでると信じています。

北風よりも太陽が好き。

■モットーは

Something New にチャレンジ

◇もっと詳しく、興味あるひとは
カテゴリー「人」へどうぞ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる