猿の惑星 創世記

猿の惑星創世記「猿の惑星 創世記」を観ました。

素朴な疑問は、「創世記とあるので、シリーズの始まる以前、つまり「僕たちの地球が、どうして猿の惑星」になってしまったかの、謎が解き明かされる、と思っていたのですが、どうも違いました。

それならば、といつものことで、wikipediaで調べてみて、なるほど「そういうこと」と納得しました。

1968年の初代「猿の惑星」はフランスのSF作家ピエール・プールの原作を、アーサー・P・ジェイコブズが製作し、大ヒットになりました。そして、二匹目、三匹目とおいしい映画を、なんと5本もジェイコブズは製作しています。「猿の惑星」「続猿の惑星」「新猿の惑星」「猿の惑星 征服」「最後の猿の惑星」、とにかく猿の惑星とつければ、お客さんが映画館に集まる、みたいに濫作でした。僕は、一作、二作は映画館で観たように記憶していますが、なんか途中からB級映画になってしまって、よく覚えていません。その間、ホームビデオも普及して映画がマルチウィンドウで商売できるようになった背景もありそうです。

鮮明に覚えているのが、地球に降り立った人間が、猿から逃げ回った最後のシーンです。馬に乗った人間が、逃げた先が浜辺で、その砂浜の先に半分埋まった「自由の女神」を見つける、という衝撃的シーンです。つまり、そこが昔ニューヨークだったことを暗示して終わる、という忘れられないシーンです。

当時冷戦下の世界情勢から、第三次世界戦争の核爆弾使用で人類が滅びてしまった、ということを画面の裏側から想像したように思います。

映画「猿の惑星」はさらに、2001年リチャード・D・ザナックによっても映画化されています。そして、今回の製作はピーター・チャーニンで、どうも“新”シリーズが始まるようです。
つまり、新シリーズの第一作として位置づけられているようで、ストーリーの次回展開が容易に想像できます。特に、高いアメリカスギのてっぺんからはるか、人間が住むサンフランシスコを望むシーンが、次回作のプロローグだと思います。

作品のストーリーはものすごく、単純でした。”大スペクタクル”とか”壮大”とか、”人間、人類”といったスケールでなく、どこにでもあるSFです。今から40年前に“特殊メイク”で撮影されたチンパンジーが、想像を超えたテクノロジーの進化の果実をこれでもか、というくらいに食べつくした作品だと思います。

ハリウッドの娯楽作品の共通点は、よくできた脚本(たとえば、エイリアン、ターミネーター、ロボコップ、今回は猿の惑星というよりは、人間とape)と、大スペクタクルと、VFXのすごさと、何よりも強力な製作費です。キャスティング(出演料)に金をかけるか、製作そのものに金をかけるか、この作品はあきらかに後者でした。
ゴールデンゲートをわたって。アメリカスギの森に逃げたシーザー達、つまり人類がアフリカ大陸で二本足で生活を始めたころと考えると、シーザーの子孫がどう生きて、いかに地球を統治していったのか、次回作が楽しみといえば楽しみです。

 

  満点評価

ストーリー・脚本2014
演出2016
映像(美・先進・驚異)109
音楽(オリジナル・編曲・歌手)109
配役(主演・助演含む)2015
Pabaroの独断評価2017
  10080

 



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Author:hakapaba
◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

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