いつかはクラウン

今日の朝日新聞に「追悼 梶裕輔さん」という全ページ広告が掲載されていました。 先週末、あの加藤和彦さんが軽井沢で自殺したそうですが、このこともいずれ記事にしたいと思いますが、今日は新聞広告の日という記念日で、梶さんのこと勝手に記事にします。
広告主はTOYOTAさんです。僕のブログが永く続いた時、今日の日を忘れないために、記事にしておこうと、考えました。梶さんは、日本を代表する広告クリエーターのパイオニアの一人です。お会いしたことは一度もありません。僕が新入社員で研修しているときに、社の先輩コピーライターさんから「いつかはクラウン」というコピーの説明を聞き、その後の広告マンとして、ひとつ目標であり、あこがれであり続けたコピーです。その後数年して、トヨタはカローラ、ニッサンはサニーという小型大衆車が発売され、自家用車ブームが始まります。梶さんは、この「いつかはクラウン」の前に、「白いクラウン」というコピーを作っています。
そのことを、僕は後に知ったのですが、黒塗りの運転手つき高級車=クラウンを、「白いクラウン」という表現で「自家用車」「オーナーカー」に変えるとというコンセプトで、コピーを開発しています。

◇朝日新聞では、梶さんに関するコメントがいくつか記載されています。抜粋してみます。
・常に生活者と企業を人間味あふれる視点と新しい切り口で結びつけ、昭和・平成の時代を象徴する  広告をつくった。
・柔軟な発想と鋭い感性で、斬新なコピー
・広告におけるコピーの重要性を説き、その熱い思いは彼のすべての作品に反映され
・人間に対する深い思いやり、生活者と企業を結びつける優しい視点、直感的でまっすぐな言葉。
 いつも直球で勝負
・一歩二歩でなく半歩さきが梶さん。最先端でなく、生活観のある実直な表現。
・時代に棹さす実直な船頭さん。
・広告の役割を、モノを売るための仕組みだけではなく、企業と消費者との関係づくりの場であること  に重きを置いた。

24日からは幕張で「東京モーターショウ」が始まります。海外メーカの出展が激減で、なんだか寂しいモーターショウになりそうですが、「ECO」の時代のモーターショウとして、ターニングポイントになると思います。今朝のトヨタの全5段広告はコピーだけですが、サントリーの成人式と、新入社員へのコピー広告に負けない、「ふところの深いTOYOTAさん」に感謝します。

 

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     梶裕輔
               <朝日新聞2009年10月20日朝刊>

 


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◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

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