江戸と博多

前述した櫛田神社の夫婦恵比寿に参加して、感じたことを書き留めておこうと思いました。

年末の同じ頃、江戸では「酉の市」があります。11月の酉の日に行われる「おおとり神社」の祭礼ですが、特に浅草寺近く長国寺の「三の酉」が有名です。三の酉は1年おきにあるのですが、その年は火事が多いという言い伝えで、特に沢山の人が参拝します。江戸の酉の市では、商売繁盛の願いをこめて、夫々の世帯に合わせた大きさの縁起熊手を買ってきます。大きな熊手は出きるだけ、大勢に見えるように頭の上に掲げて持って帰ります。2004年の三の酉には、家人と、当時担当していたH社の幹部夫妻と出かけました。おおとり神社の本殿前は、それはそれは大変な人出で押し競饅頭状態でした。本殿にお参りして、人ごみから離れて、アレッと腕時計がないことに気づきました。最初は、落としたと思い、再び人ごみに戻って探したのですが、冷静に考えて簡単に落ちるはずもなく、プロに摺られたことに気づきました。ヤッパ、さすがはプロです。それ程の高級品ではないでしたが、会社に入って初めてのNY出張で、当時大枚をはたいて買った「ボーンメルシェ」とは、その日が別離でした。その時、初めて縁起熊手を自分で買いました。新しい組織ができ商売繁盛を願って、気に入ったものを選びました。デザイン、サイズ、飾りの小物、などなどお店毎に違います。値段もあってないようなもので、客と売る人の気合です。うまく商いになったら、お店の前で関係者打ちそろって大きな掛け声で三本締めです。あちらこちらでかかる、三本締めの掛け声と手締めは、年の瀬の商売繁盛を感じます。お店ごとに特色があり、100万円を越すような超大型の熊手は景気づけに飾ったり、石原都知事とか有形芸能人の名前が入っています。いいものです。この縁起熊手を売っているのが、江戸時代から続いている「鳶」の方々です。江戸の街では、年末になると正月の締め飾りも、鳶の人たちの生計です。

一方、昨晩参加した櫛田神社の夫婦恵比寿祭礼では、お手伝いしているのはほとんどが氏子で、ボランティアの方々でだと思います。 又、収入という視点から観察するに、櫛田神社以外の方々の商い、生業はなかったように思えます。
なんだか、江戸と博多の町の成り立ちがちがっているように思えてしまいました。
改めて、江戸が街から都市へと人口拡大して発展していく過程で、様々な「専門職」としての「生業」を作り出したことに、驚きます。
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
twitter
hakapabaフォローよろしく。
アクセスカウンター
累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
プロフィール

hakapaba

Author:hakapaba
◆小倉で生まれて、小学校と大学は東京。
大阪で17年、東京で17年、広告会社の営業一筋。
07年夏から博多住まい、2011年6月退社し、家人の実家の医療法人の経営を手伝い、2015年4月から年金生活へ。。自宅は福岡市の西、唐津に近い糸島市福吉。海まで3分、山も近く、水も豊か。昭和7年建築の古民家を改装して、愛犬2匹とEnjyoy Country Lifeです。

人は心を一つにできたら、想像以上の成果がでると信じています。

北風よりも太陽が好き。

■モットーは

Something New にチャレンジ

◇もっと詳しく、興味あるひとは
カテゴリー「人」へどうぞ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる